寝つきが悪い・疲れが取れない…自律神経を整えるストレッチと呼吸法5選

睡眠の悩み
管理人・ヤモリ
管理人・ヤモリ

こんにちは!
アラサーPTのヤモリです。

最近

・疲れが取れにくくなった
・夜ぐっすり眠れない
・なんとなく気分が落ち込みやすい…

そんな不調を感じることはありませんか?

40代になると、仕事や家庭の責任が増え、
さらに更年期の影響も加わり、自律神経が乱れやすくなります

体のだるさや頭痛、肩こり、不眠などの症状が続くと、
毎日を快適に過ごすのが難しくなります。

しかし、そんな悩みを改善する方法があります。

それは、適度な運動を取り入れることです。

特に、リラックス効果の高いストレッチやウォーキング、ヨガ、
呼吸法を習慣にすることで、自律神経のバランスを整え、不調を和らげることができます。

本記事では、40代女性が自宅で簡単に実践できる運動方法を、
理学療法士の視点から詳しく解説します。

激しい運動ではなく、日常に取り入れやすい方法を紹介するので、
運動が苦手な方でも安心して始められます。

まずは、自律神経の乱れが引き起こす不調について理解し、
その改善に役立つ運動のポイントを学びましょう。

読み終わる頃には、「これなら私でもできそう!」と思える運動がきっと見つかるはずです。

自律神経の乱れが引き起こす不調とは

自律神経は、交感神経と副交感神経のバランスによって体の機能を調整しています。

40代になると、ストレスや生活習慣の影響でこのバランスが崩れやすくなります。

自律神経の乱れによって、以下のような症状が現れることがあります。

  • 朝起きても疲れが取れない
  • 頭痛や肩こりが続く
  • 不眠や寝つきの悪さ
  • 胃腸の不調(便秘や下痢)
  • 気持ちが落ち込みやすい、イライラしやすい
  • 動悸がする、息が浅い
  • 冷え性や手足のしびれ

これらの症状は、適切な運動を取り入れることで改善が期待できます。

運動には、血流を促進し、自律神経のバランスを整える効果があるため、
日常的に取り入れることが重要です。

自律神経を整える運動のポイント

自律神経を整えるための運動には、以下のようなポイントがあります。

  • 激しすぎない運動を選ぶ(交感神経が過剰に働かないようにする)
  • リズムよく行える運動を取り入れる(ウォーキングやストレッチ)
  • 呼吸を意識する(深い呼吸を取り入れることで副交感神経を優位にする)
  • 朝と夜で運動の種類を変える(朝は交感神経を刺激する運動、夜はリラックス系)
  • 継続できる運動を選ぶ(毎日5分でも続けられるものを習慣にする)

40代女性におすすめの自律神経を整える運動5選

ここでは、自宅で簡単にできるおすすめの運動を紹介します。

運動を選ぶ際には、継続しやすさや身体への負担の少なさを考慮することが大切です。

特に、激しい運動ではなく、リズムよく行えるものや
深い呼吸を意識できるものを選ぶことで、自律神経のバランスを整えやすくなります。

1. 深呼吸を取り入れたストレッチ

朝起きたときや仕事の合間に、深呼吸をしながらストレッチを行うと、
自律神経のバランスが整いやすくなります。

やり方

  1. 深く息を吸いながら両腕を上げる
  2. ゆっくりと息を吐きながら体を前に倒す
  3. これを3〜5回繰り返す

2. ゆったりとしたウォーキング

ウォーキングは、一定のリズムで行うことで自律神経のバランスを整える効果があります。

特に、朝のウォーキングは交感神経を活性化し、1日のリズムを整えるのに役立ちます。

一方、夕方から夜のウォーキングは副交感神経を刺激し、リラックス効果を高めることができます。

おすすめの歩く速さは、軽く息が弾む程度のペース(1分間に100歩前後)で、
20分以上歩くとより効果的です。

ちょっと散歩をするところから始めてみるのがオススメです!

また、一定のリズムで歩くことを意識し、深い呼吸をしながら行うことで、
より自律神経の調整がしやすくなります。

ポイント

  • 1日20分程度、自然の多い場所で歩く
  • 呼吸を意識して、ゆったりしたペースで行う
  • 日光を浴びながら歩くことで、体内時計も整う
  • 足の裏をしっかり使い、かかとから着地するよう意識する

3. 背骨をほぐすストレッチ

背骨周りを柔らかくすると、自律神経の通りが良くなり、不調が軽減されます。

やり方

  1. 床に仰向けになりバンザイする
  2. 腰が反りかえらないようにしながら大きく息を吸う
  3. 息をゆっくり吐き切ったら手を下ろす
  4. これを10回程度繰り返す
  5. 息を吸うとき手を伸ばす意識を持つとより効果的

4. 寝る前のリラックスヨガ

副交感神経を優位にするため、夜はリラックス系のヨガがおすすめです。

おすすめのポーズ

  • 仰向けになり、膝を抱えて軽く揺れる
  • 床に座って前屈し、深呼吸をしながら伸ばす
  • 赤ちゃんのポーズで体を休める
  • 股関節をゆるめるポーズで血流を促す

5. 腹式呼吸でリラックス

呼吸を整えることで、副交感神経が優位になり、心身がリラックスします。

やり方

  1. 鼻から息を吸い、お腹を膨らませる
  2. ゆっくりと口から息を吐き、お腹をへこませる
  3. これを5分程度続ける
  4. 寝る前に行うと、よりリラックス効果が高まる

運動と生活習慣を組み合わせて自律神経を整える

運動だけでなく、生活習慣の見直しも自律神経を整えるためには重要です。

運動をすることで血流が良くなり、リラックスしやすい状態が作られます。

一方で、食事や睡眠の質を整えることで、運動の効果がより高まり、
自律神経がスムーズに働くようになります。

たとえば、ウォーキングの後にぬるめのお風呂に入ると副交感神経が刺激され、
より深くリラックスできます。

このように、運動と生活習慣を組み合わせることで、より効果的に自律神経を整えることができます。

  • 食事のバランスを整える(発酵食品やビタミンB群を積極的に摂る)
  • 寝る前にスマホを見ない(ブルーライトが交感神経を刺激する)
  • カフェインの摂取を控える(夕方以降のカフェイン摂取を避ける)
  • お風呂にゆっくり浸かる(ぬるめのお湯でリラックス)
  • アロマや音楽を活用する(リラックスできる環境を整える)

副交感神経を高める習慣について詳しく知りたい方は
こちらの記事を参考にしてみて下さい。

まとめ

自律神経の乱れは、40代女性にとって深刻な問題となり得ますが、
適切な運動習慣を取り入れることで、症状の軽減や改善が期待できます。

特に、ストレッチやウォーキング、ヨガ、
呼吸法といったリラックス効果の高い運動を継続的に行うことが大切です。

また、運動と生活習慣を組み合わせることで、より効果的に自律神経を整えることができます。

食事や睡眠の質を向上させること、カフェインの摂取を控えること、
スマホの使用時間を見直すことなど、小さな工夫を積み重ねることで、体調が安定しやすくなります。

無理なく続けられる運動を取り入れ、自律神経を整えて、日々の生活をより快適に過ごしましょう。

重要ポイントまとめ

項目重要ポイント
自律神経の乱れとはストレスやホルモン変化により、交感神経と副交感神経のバランスが崩れる
主な症状疲れやすい、頭痛、肩こり、不眠、胃腸の不調、冷え性、動悸など
運動のポイント激しすぎない、リズムよく行う、呼吸を意識する、朝と夜で運動を変える
おすすめの運動深呼吸ストレッチ、ウォーキング、背骨をほぐすストレッチ、リラックスヨガ、腹式呼吸
生活習慣の工夫バランスの良い食事、寝る前のスマホを避ける、カフェインを控える、ぬるめのお風呂に入る、アロマや音楽を活用する

日常に取り入れやすい運動から始めて、自律神経を整える習慣を作りましょう。

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